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父の気持ち

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正直な心境、結婚やら家庭を持つなんてことは、「遠い異国の出来事」みたいに思っているような人生を送ってきました。

 

妻に妊活やらの相談をされた時も、実子ではないけど既に中学生の子供が二人居るわけで・・・

自身の年齢やら生活環境を考えた時、あまり乗り気にはなれませんでした。

正直なところ、他人様宅のお子様の相手はあまり得意ではありません。

最初は妻の熱意に「根負け」したのが事実です。

今でもまだ、この子を育てきれる自信は全くありません(笑)

 

しかしながら・・・

あれよあれよで時は流れて・・・

 

母親の胎内からひょっこりと現れてくれて

お腹の上に「ちょこん」と乗っかった我が子を見た時

今まで経験したことのない気持ちになっていました。

気持ちを文章化するのが苦手なので、実際に起こったことを文字に起こすと

「笑いながら涙を流していた」状況です。

「我が子」というのはここまで無条件に可愛いものだということを初めて知りました。

同時に、この状況を今までの人生で避け続けてきた自分に少し嫌気が差しました。

もうちょい早く気づいていれば、あと何人か欲しかったなと思います。

 

とある部下がこんなことを言っていました。

「子どもは何人いても可愛いもんです。」(実際5人目)

今となっては同感です。

 

あっという間に月日は流れ、我が子が家にやってきてくれて2か月弱が過ぎようとしています。

毎晩元気に夜泣きしてくれます。

父母ともに正直クタクタです。(楽しい疲れですけどね。)

今の所、正直何を訴えているのかは想像でしかありません。

「おなかすいた!」「ねむたい!」「おしりきもちわるい!」

くらいなのかな?もっと複雑なこと考えているのかな?

 

大人になった我が子に今の事を酒でも吞みかわしながら聞くのが楽しみです。

(覚えているかどうかは知りませんけど笑)

せめて「元気に」一緒にお酒を飲める程度にまでは頑張ってみようと思います。

 

我が家へようこそ!

この人生、おもいっきり楽しんでいってね!

父より

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