初めてのお産、それは急にやってきました。
もちろん覚悟はできていたつもりでしたが、
妻から連絡が来て仕事終わりにすぐにかけつけたのもつかの間、
破水し、慌ただしくお産の準備が進んでいく様子に、正直動揺しました。
立ち会いの中、私にできたことは、せいぜい腰をさすったり、
水をあげたり、手を握ったり、、、
あとはもうただ祈るだけでした。
つわりも含め、長い間大変な思いをしてきた妻のことを、
改めて強いなと思うし、尊敬しています。
出産の瞬間ももちろん印象的でしたが、
翌日初めて父となって迎えた朝のくすぐったくも新鮮な空気、
立ち込める霧、それを鮮やかなオレンジに染める優しい朝日の光景は、
忘れることはありません。
その光景に、幸せな家庭を築いていこうと誓ったことも、
ここに記しておきたいと思います。
愛する妻と息子へ
無事に産まれてきてくれて良かった。
産まれてきてくれて、元気に産んでくれて、ありがとう。
頼りないところもあるけれど、精一杯父として、頑張っていきたいと思います!